音楽、演劇、ダンスなど、いろいろな分野のパフォーマーが伝統工芸の手法を活かした雑貨を小道具やセット、衣装として身につけ、舞台上で演じます。
観客の手元には全アイテムのカタログと注文書が。
パフォーマンスを楽しみながら、自分のお気に入りに出会ったらその日のうちに注文できます。商品は全て手仕事による一点もの。後日、一期一会の商品が手元に届くという仕組みです。
TradArtはtraditionalとartを組み合わせた造語。会場や規模、期間もいろいろなパターンで展開していきます。
舞台芸術も伝統工芸も、思いがけない出会いにこそ楽しさ、面白さがあると考えます。今まで知らなかったことに「不意に」出会うことこそ、自分の世界を広げることです。そのような場を創出することで、それぞれの分野の観客、顧客を増やすことに繋がると考えます。
また、裾野を広げるためには目を育てることも大切なことです。伝統工芸品は、大量生産のものと手仕事とを見分けることができ価値がわかれば、決して高価なものではありません。伝統工芸も舞台芸術も、もっと身近なものになり目に触れる機会が増えれば、もっと多くの人に選んでもらえるようになると思います。
わたしたちは、伝統工芸と舞台芸術を中心に置いた、動く「伝統と芸術の複合施設」を目指しています。